病院長挨拶

院長 六角 裕一平成26年4月1日に社会保険病院、厚生年金病院、船員保険病院の57病院が一つになって地域医療機能推進機構(JCHO:ジェイコー)が誕生しました。そして当院はJCHO二本松病院として新しく生まれ変わったのです。

この新しい機構の使命ですが、現在日本で非常に危惧されているのは、人口の高齢化が未だかつてなかったようなスピードで進んでいるということです。簡単に言えば、今後高齢者がどんどん増えてくるということです。
そのような人たちは複数の疾患を抱え、認知症もすすみ、ニーズも多様化しています。その人たちに対して急性期の医療だけでなく慢性期の医療、回復期リハビリや介護などシームレスなサービスを提供し、地域医療、地域包括ケアをすすめていくことが私たちの使命であるとされています。病院と介護保険施設、訪問看護ステーションが一体となりサービスを提供し、この地域のために仕事をしていきたいと考えております。

次に今まで当院が行ってきた医療については、当然ながら継続して行っていくことになります。各診療科の得意な部分をのばし、患者さんに満足のいく、安全、安心な医療を提供してまいります。
また健康管理センター、腎センターは以前より当院でおこなってきた、地域の皆様から信頼されているところでもあるので、これからも力を入れて仕事をしてまいります。

最後に産婦人科についてですが、二本松市に分娩のできる施設が一つもないということはとても残念なことです。
引き続き産婦人科医師を招聘し、産婦人科の再開にむけて努力してまいりたいと思います。

JCHO二本松病院になり、ますます皆様から信頼される病院にしていきたいと思っていますので、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
院長 六角 裕一
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