人間ドック検査項目

検査項目 目的
身体測定 身長と体重からBMIを求めて、肥満度を判定します。
血圧 心臓が収縮または拡張する時に血管にかかる圧力のことで、高血圧が続くと心臓に負荷がかかったり、動脈硬化の原因になります。
視力 裸眼または眼鏡、コンタクトをつけて測定します。視力が低下している場合、近視が疑われます。
聴力 所見ありの場合は、難聴や耳の病気が疑われます。
心電図 心臓の不整脈または心筋梗塞などの虚血性心疾患の有無を調べます。
眼底 眼底写真を撮影し、動脈硬化や糖尿病による血管の変化、白内障や緑内障などを調べる検査です。
肺機能 肺の膨らみやすさと気管や気管支などの空気の通り道が狭くなっていないかを調べる検査です。
胸部X線検査 胸部にX線を照射し、肺や心臓の状態を調べます。
胃部X線検査 バリウムを飲んでレントゲン撮影し、胃がんや胃潰瘍、ポリープなどの有無を調べます。
腹部超音波 腹部に超音波をあてて、肝臓、胆のう、膵臓、腎臓などに異常がないかを調べます。
総コレステロール 細胞やホルモンの材料になります。多すぎると動脈硬化を起こす原因になります。
中性脂肪 炭水化物やアルコールの取りすぎ、運動不足で増え、動脈硬化の原因になります。
HDLコレステロール 善玉コレステロールとも呼ばれており、低くなると動脈硬化のリスクが上がります。
LDLコレステロール 悪玉コレステロールとも呼ばれており、高くなると動脈硬化のリスクが上がります。
総蛋白 血清中の蛋白の総量で、主に肝機能障害や栄養状態を調べます。
アルブミン 血清中の蛋白の主要な成分のひとつで、肝機能障害や栄養状態を調べます。
GOT・GPT 肝細胞に多く含まれる酵素で、肝細胞が障害されると高くなります。
γ -GTP 肝臓、胆道系に多く含まれる酵素で、特にアルコール性肝障害で高くなります。
LDH 肝臓、心臓、腎臓、赤血球、骨格筋などに分布する酵素で、これらの疾患の際に上昇します。
ALP 肝臓、胆管系、骨、小腸、胎盤などに分布する酵素で、これらの疾患の際に上昇します。
総ビリルビン ヘモグロビンが分解され胆汁に排出される色素で、肝臓や胆のう、胆管の異常により血液中に増えると黄疸が現れます。
アミラーゼ 膵臓から分泌される消化酵素であり、膵臓の疾患で高値になります。
空腹時血糖 高値は糖尿病の疑いがあります。血糖値は食事の影響を受けるため、空腹時に採血を行います。
尿酸 プリン体の代謝産物で、高くなると痛風や尿路結石の原因になります。
クレアニチン 腎機能の状態を調べます。高値は腎機能障害の疑いがあります。
HbA1c 過去1~2ヵ月の血糖の状態を表します。高値は糖尿病の疑いがあります。
A/G比 血液中の総蛋白におけるアルブミンとそれ以外の蛋白の比率のことです。
ヘマトクリット 血液全体に占める赤血球の割合を示していて、低値では貧血が疑われます。
ヘモグロビン量 赤血球内に存在し、酸素を運ぶ働きをしています。貧血で低値となり、胃や大腸に出血がある場合にも低値となることがあります。
赤血球数 酸素と二酸化炭素を運ぶ働きをしており、高値では多血症、低値では貧血が疑われます。
白血球数 体内に侵入してきた細菌・ウイルス・異物などをとらえ排除する働きがあります。高値では感染症の疑い、非常に高値・低値は血液疾患の疑いがあります。
血小板数 血液を固めて出血を抑える働きがあります。少ないと血が止まりにくくなります。
血液像 白血球を分類し、その比率や異常細胞の有無で血液の疾患がないかを調べます。
MCV・MCH・MCHC 赤血球指数といい、赤血球の大きさなどを評価する指標です。貧血の診断に用いられます。
CRP 細菌感染や組織の炎症により上昇します。
ASO 溶連菌の感染により高値になります。
HBs抗原 B型肝炎ウイルスの抗原を持っているかの検査で、陽性の場合にはB型肝炎ウイルスに感染している可能性があります。
HCV抗原 C型肝炎ウイルスの抗体を持っているかの検査で、陽性の場合にはC型肝炎ウイルスに感染している可能性があります。
尿 尿糖、尿蛋白、尿潜血、尿比重、尿沈査を調べます。
便 便中に混じるごく微量の血液の有無を調べます。陽性の場合は、大腸疾患、痔などが疑われます。
問診・診察 自覚症状・家族歴・既往歴・服薬・治療中の病気の有無、喫煙の有無などの質問をもとにした医師の予備的診断です。