当院診療放射線科は、一般撮影装置・マンモグラフィ装置・CT装置・MRI装置・X線TV装置・血管撮影装置・DXA法骨密度装置・ポータブル撮影装置などがあり、診断に最適な画像を提供できるように努めています。
健康管理センターとも連携を図っており、院内健診、巡回胸部胃部検診車の業務も行っています。近隣の開業医様からのCT・MRIの検査のみのご依頼も承っております。
最近では、MRI装置・CT検査・マンモグラフィの件数が増加しており、以下の通り紹介します。
MRI装置
「すべては、患者様の為に」の理念からSIEMENS社製MAGNETOM Amira1.5Tが導入されました。
静磁場強度が1.5T(テスラ)のMRIを使用しており、診断に必要な高分解能画像を撮像することができます。
MRIは検査時間が30分程度となっています。MRIでは造影剤を使用せずに血管撮影を行うこともできます。
また、検査中のMRI特有の音に対して患者様のストレス軽減のため、ヘッドホンにて音楽を聴きながらリラックスして検査ができます。
(静音機能もあります。)
こちらのMRIでは脳ドック検査も行っております。脳ドックMRIは基本的に午後の対応となりますが、脳の検査をしてみたいと思われた方はぜひお問い合わせ下さい。
等々、最新鋭の機能が搭載されています。どうぞ、お気軽にMRI検査を!!
CT装置
CTは病気を見つける上で重要な検査であり、画像診断には高画質、高精細な画像が求められます。当院では、Canon社製80列マルチスライスCT
(Aquilion Prime SP i Edtion)を使用しており、最新の画像作成技術により、X線被ばくを低減しつつ、高精細な画像を撮影しています。
撮影時間も短縮され息を止める時間が短くなっており、また、息止めが難しい患者様でもブレの少ない画像が得られます。
健診ではさらにX線被ばくを低減した肺がんCT検査も行っております。胸部レントゲンでは発見できないような小さな肺がんをCTでは見つけることができます。健診オプション検査となっておりますので、興味のある方はお問合せ下さい。
マンモグラフィ装置
乳がんは早期に発見・治療すればほとんどが治るがんです。
乳がんの発見にはマンモグラフィを併用した乳がん検診が有効です。マンモグラフィ検査は触診では
分からないような小さな乳がんや腫瘤をつくらない乳がんを「微小石灰化(乳がんの初期症状の1つ)」
で映し出すことができます。
当院ではマンモグラフィ検診施設の認定を取得し、患者様に安心して検査を受けていただけるような環境を整えております。
そして、撮影には女性技師が担当しております。
何かご質問・ご相談がございましたら、お気軽にご連絡下さい。
骨密度測定(DXA法)
骨粗鬆症患者数の増加に伴い、令和6年よりDXA法の骨密度測定装置を新規導入しております。
この装置は骨折が発生しやすい腰椎や大腿骨頚部の骨密度をX線で測定します。検査時間は10分以内で痛みもなく、
あおむけに寝て検査します。あおむけが難しい場合は腕での検査も可能です。
健診でも骨密度測定を行っておりますので、骨折予防のために検査を受けてみてはいかがでしょうか。
骨密度測定(QOS法)
巡回健診では、超音波での骨密度測定を行っております。X線を使用しない測定方法の為、妊産婦や若年者の方でも安心して検査できます。
かかとで測定するため、座ったままで検査ができます。装置は高い精度・再現性を追求したNIHON KOHDEN社製骨密度装置を使用しております。

